今回はそれいけ！アンパンマンの劇場版第２作目「ばいきんまんの逆襲」のネタバレ感想をお届けします。
ちらっとネットで見た話、オリジナルキャラクターの女の子がスタジオジブリの名作・風の谷のナウシカの主人公ナウシカにそっくりという…。
ナウシカ大好きな身として、これは確認せねば！
そんな気持ちで見てみました。
もうそんな事はさておいてもとっても面白い映画だったので、見どころ等をご紹介していきますね！
「ばいきんまんの逆襲」の基本情報
１９９０年７月公開 劇場版第２作目。
強力な力を持つ“メコイスの壺”をめぐる、アンパンマンとばいきんまんの闘いを描きます。
仲間キャラクターが多数出演するアドベンチャー作品です。
３０年も前も作品ということで、全体的な絵が古く感じるかもしれません。
個人的にはそこが逆に温かな雰囲気になっていて好印象でした。
あらすじ
アンパンマンを倒すためにばいきん仙人に知恵を借りたばいきんまんは、メコイスの壺の存在を教えられます。
古代から伝わる不思議な力が封じ込められているという壺で、良い事にも悪いことにも、強大な力を発揮するといいます。
ばいきんまんはメコイスの壺を手に入れるために砂漠に向かうことに。
同じ時、ヤーダ国のヤーダ姫も壺を探して砂漠まで来ていました。
そこに出現したメコイスの塔の中で、ついにメコイスの壺を見つけます。
喜んだのも束の間、ばいきんまんに壺を奪われてしまったヤーダ姫。
アンパンマンに助けてもらい、一緒にばいきんまんを追います。
メコイスの壺は無事に取り戻せるのでしょうか？
そして、ヤーダ姫の目的とは…。
メインキャラクター＆キャスト
ばいきんまん ：中尾隆盛
ジャムおじさん ：増岡弘
バタコ ：佐久間レイ
チーズ ：山寺宏一
食パンマン ：島本須美
カレーパンマン ：柳沢三千代
ドキンちゃん ：鶴ひろみ
ヤーダ姫 ：日高のり子
ヤーダ姫が、フワッと浮かんで飛ぶ、白いグライダーのような乗り物に乗り、肩には相棒のレッサーパンダ…。
この出で立ちがナウシカに似てると言われている所以のようです。
まぁ…言われてみれば…？
でも、それだけっ。
製作スタッフ
脚本 ：武上純希
監督 ：永丘昭典
音楽 ：いずみたく
主題歌 ：「アンパンマンのマーチ」 歌・ドリーミング
テーマ曲 ：「ヤーダ姫の冒険」 歌・ドリーミング
アニメーション制作 ：東京ムービー
ここから先にネタバレ感想をのせています。
正直いうと、この作品はストーリーの構成がとってもよくできていまして、ネタバレ前に一度見てもらいたい気持ちが大きいです。
その方が何倍も楽しめます！
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「ばいきんまんの逆襲」ネタバレ感想
ここから、ばいきんまんの逆襲を見た感想をネタバレありでお伝えしていきます。
見どころを挙げると、大きく３点です。
・ワクワクドキドキ大満足のストーリー
・画面の中と外との一体感
実際はもっともっと見てもらいたいシーンが盛りだくさんなのですが、特にご紹介したい点を３つに絞りました。
順番にご説明します。
ばいきんまんが大変身
今回のストーリーは、スタンダードにアンパンマンとばいきんまんのいつもの対決がたっぷりと見られる内容です。
しかしそこは劇場版。
テレビシリーズとはスケールが段違いです。
いつもですと、ばいきんまんがアンパンマンを倒すためにバイキンメカを新しく作って、それで戦いに挑むといったところですよね。
おなじみのだだんだんは出てきますが…見所はそこじゃない！！
バイキン仙人からもらった魔法の玉により、1回目は巨大なクモに、2回目はドラゴンに変身するのです。
怪物と言っても顔も中身もいつものばいきんまんなので、小さなお子さんでも怖がらずに見られますよ。
クモに変身した時には、ばいきんまん自身も何が起きたのか理解しておらず、鏡で自分の姿を見て
「うそでしょー？！クモきらい！」
ってビックリしてたぐらいですから（笑）。
とってもコミカルなシーンになってます。
ワクワクドキドキ大満足のストーリー
ばいきんまんからの攻撃を打ち破り、やっとの思いで壺を手に入れたヤーダ姫。
国まで送り届けると申し出たアンパンマンたちに、ヤーダ姫が答えます。
「ヤーダ国に行くことは…できません。遥か昔に滅んでしまった国なのです…。」
えーーっっ？！
無いのーー？！
じゃあたった1人で生きてきたのーっっ？！えーーっっ？！
なんという衝撃の事実。
「みんながヤーダヤーダと何もしなくなり、滅んでしまったのです。」
あれ…なんか、身につまされるなぁ…。
さらにここで流れるテーマ曲の歌詞に涙がでます。
ヤーダ ヤーダ せっかく生まれてきたのに なんにもしないのはヤーダ
出典：やなせたかし「ヤーダ姫の冒険」
冒険したい 光る雲のように 空を駆けていきたい
やさしくて前向きな曲です。
国の再建という夢に向かって、たった１人で頑張ってきたヤーダ姫の心情を歌っているように感じられます。
ここまででかなり盛りだくさんの内容なので、てっきりエンディングに入るのかと思っていましたら、まだあと20分ぐらいある！
まだ続く！
すごい！すごい満足感！！
そして遺跡として残っているヤーダ国を復活させるために、みんなで一緒に出発します。
画面の中と外との一体感
クライマックス、メコイスの壺の力に飲み込まれて恐ろしい巨人になってしまったばいきんまん。
ここである呪文を叫んで、再び壺の中に力を封じ込めようといった流れがあるのですが…。
ここの展開が秀逸なんです〜！
私も思わずぐるぐると頭を巡らせて、その言葉にたどり着いた時には「そういう意味かー！！」と納得してしまいました。
さらにアンパンマンたちが画面をこえて、こちら側に語りかけてきます。
「みんなも一緒に！」
「おー！」 ← 娘も一緒に叫びましたｗｗ
出演キャラクター総出で力の限りに呪文を叫び、無事にメコイスの壺の力は封じ込められたのでした。
「ばいきんまんの逆襲」まとめ
久しぶりに夢中で見てしまいました！
そんな今作の見どころを最後にまとめておきますね。
・ワクワクドキドキ大満足のストーリー
・画面の中と外の一体感
余談ですが、このほかに個人的にお伝えしておきたい、とっても細かい見どころがありまして。
・ハンバーガーキッドの使い方w
・アンパンマン号万能すぎる
・ドキンちゃんがしょくぱんまん無視
・あかちゃんまんの「めこいしゅ」発言カワイイ etc
こんなところもついでに見てもらえると嬉しいです（笑）
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本ページの情報は2021年3月時点のものです。
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