みんな大好きアンパンマン!
ちいさなお子さんなら必ずといっていいほど通る道です。
おもちゃ、オムツ、食器、おやつやパン、毎週のアニメからアンパンマンミュージアムに至るまで
子育て世代の救世主と言っても過言ではありません。
少し大きくなると親子で映画館に遊びにいくご家庭もあると思います。
折角なら大人も楽しみたいけど、子供向けだし物足りないかもと考えているそこのあなた…。
そんな事はありません!
アンパンマンの映画には大人だからこそ楽しめる、深い感動ポイントが盛り込まれているんです。
そこでこれから過去の映画で私イチ押しの作品「シャボン玉のプルン」をご紹介します。
映画『それいけ!アンパンマン シャボン玉のプルン』作品概要
今回ご紹介したいのはこちら。
2007年7月公開のシリーズ通算第19作目。
映画それいけ!アンパンマン「シャボン玉のプルン」です。
この作品はクリームパンダちゃんと、映画オリジナルキャラクターのプルンちゃんを中心としたストーリーになっています。
アンパンマンのうたの一節をモチーフにして、自信がなくてくじけそうなときでも決してあきらめない事、自分を信じる事の大切さを描いた物語です。
あらすじはこちら。
シャボン玉ショーに出ているプルンの悩みは、ほかのシャボン玉ガールズのような大きなシャボン玉を作れないこと。ある日、森の谷底に落ちてしまったプルンはさまざまな危険に遭うが、クリームパンダやアンパンマンに助けられてシャボン玉城に帰ることができた。しかし城は、ばいきんまんが発明した気味の悪いシャボン玉に支配されていた。
引用元:シネマトゥデイ(外部リンク)
映画それいけ!アンパンマン「シャボン玉のプルン」おすすめポイント2つ
この映画を全力でおすすめしたいポイントはいくつもありますが、大きく2つに絞りました。
- 格好良い戦闘シーン
- ただの成長物語じゃない
順番にみていきましょう。
格好良い戦闘シーン
アンパンマンの映画には、映画館デビューの小さなお子様にも楽しんでもらうための
お決まりのパターンがあります。
それが冒頭の戦闘シーン。
チーズやカバオくんなど、おなじみのキャラクター達がみんなで楽しく遊んでいるところに、バイキンマンがやって来て暴れまわります。
そこで
「こんな時はー!」
「みんなで呼ぶぞー!」
「せーの!」
『アンパンマーン!』
スクリーンの中のキャラクター達といっしょに、劇場内のお友達みんなでアンパンマンコール。
このタイミングでオープニング曲が流れ始め、登場したアンパンマンの戦闘シーンに入ります。
ここのシーンの格好良い事!
作画が良いのはもちろんなのですが、スピード感とか疾走感とか、動きの型なんかも
よく練られていて最後「ばいばいきーん」と吹っ飛ばされていくバイキンマンには、曲も相まって清々しさすら感じました。
本編のクライマックスでもバイキンマンとの闘いが描かれます。
このシーンにプルンちゃんがどう関わるのかが感動ポイントでもありまして、ネタバレを避けるために詳しくは言えませんが……必見です!
ただの成長物語じゃない
ここ数年のアンパンマンの映画では、ゲストキャラクターが成長していく姿が描かれてきました。
力が及ばないながも頑張ることで成長したり、自分には何が足りないのかを実感して変わることができたり。
プルンちゃんにも 「みんなと同じような大きなシャボン玉が作れない」 という悩みがありました。
シャボン玉ガールズの1人としてショーに出演するはずが自信の無さから欠席してしまいます。
いくら練習しても小さなシャボン玉しか作れない事にいら立ち卑屈になるプルンちゃん。
この卑屈っぷりがリアルでいいのです。
ここまで自信を無くした状態では、そう簡単に前向きな気持ちにはなれません。
クリームパンダちゃんと行動を共にするシーンでも、小さいながらも一生懸命な姿に見てるこっちは胸を打たれますがプルンちゃんは違います。
「いいなぁクリームパンダちゃんは。私は全然ダメ。」
ここで、私も頑張る!とならないのが後々に効いてくるんです。
終盤、バイキンマンの操るバイキンシャボンだだんだんと1人で対峙することになってしまった
プルンちゃんはシャボン玉には悪いものを浄化する力があると教えられます。
自分には小さなシャボン玉しか作れないからと一度は諦めかけますが、再びクリームパンダちゃんの必死な姿を目にすることで勇気をもらい、思いきってシャボン玉を吹くことができるのでした。
あんなに頑なだったプルンちゃんの心がほぐれる瞬間は、本当に胸が熱くなります。
さらに、先を予想してしまう大人の皆さんなら、このシーンでプルンちゃんがみんなと同じような、大きなシャボン玉が作れるようになってバイキンマンをやっつけるんだろうな……と思いますよね。
私もそうでした。
でもこの物語は違います!
このシーンはぜひ作品の中で確認していただきたいです。
映画それいけ!アンパンマン「シャボン玉のプルン」は泣ける感動映画です
いかがでしたでしょうか。
大人も泣けるアンパンマンとしてご紹介しましたが、もしかしたら子供たちより大人の方がより胸にくる物語かもしれません。
アンパンマンの映画には他にも感動する作品、わくわくする作品など様々あります。
2021年は6月25日から映画最新作「ふわふわフワリーと雲の国」が公開されるので、ぜひ大人の皆さんも楽しんでもらいたいです。
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今回ご紹介した「シャボン玉のプルン」の他、過去の劇場作品やテレビシリーズなど、見放題で楽しめます。
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